第8回日本情報オリンピック実施要領
予選
 JOI 2008-2009 の予選は、2008年12月14日(日) 13:00〜16:00 に実施します。
 参加の申し込みはウェブ上オンラインでできます。
 試験はウェブ上で行います。インターネットに接続されたPCとそのPC上でプログラミングができる環境があれば、自宅や学校の部室等において受験することができます。Aランク者は予選合格となり、本選に進むことができます。
 全受験者に成績順に A,B,C のランクを付け、結果は電子メールで通知します。
 予選に関するQ&Aを FAQ で御覧になることができます。また、予選受験のルールを 予選ルール で御覧になれます。

本選招待者の決定方法

 有資格者の中から本選へ招待する者を次の手順で決めます。
  1. 提携プログラミングコンテスト優勝チームのメンバーのうちで JOI 2008-2009 に参加を希望する者を優先して招待します。
  2. 次に、予選受験者(予選を受験した i. の該当者を除く)のうち、成績がAランクの者(成績順に上位から35名前後)を選びます。
  3. 最後に、指定校のBランク以上の受験者から、成績上位から順に追加合格者を選びます。
  4. i, ii, iii で選ばれた合格者総数が3名に満たないブロックは、合格者が3名になるように補充します。ただし、同点の場合は情報オリンピック日本委員会が抽選で選びます。

指 定 校

  情報オリンピック日本委員会が事前に認めた学校は 指定校 になることができます(指定校認定の覚書 PDF (89KB); WORDファイル (29KB) )
)。指定校は情報科学教育に努力することが求められます。指定校は、情報オリンピック日本委員会のウェブサイトで予選実施前に公表します。詳細は、12月1日までに 情報オリンピック日本委員会事務局 にご相談ください。
 指定校には次のような特典があります。
  1. 商業ベースの プログラミング自習用 e-learning コースウェア の受講料補助(無料とする)を受けることができます(Java, C, C++ のプログラミングのみ)。受講できる人数に制限があります。
  2. 予選を実施した結果、5人以上の有資格在校生が予選を受験した指定校に対しては、特典として、予選を受験した有資格在校生の中から次表に示した人数の成績優秀者(AランクまたはBランクであること)を予選合格とします。
     「受験」とは、予選当日に予選実施システムにログインして解答に着手することを言います。この人数には、Aランク者を内数として含みます(以下では、Aランク以外の合格者のことを「追加合格者」と呼びます)。例えば,在校生の受験者が60人の指定校で、Aランク者が1人いる場合、それ以外にBランク者が2人以上いればそのうちの上位2人が追加合格となり、Bランク者が1名だけの場合はその1名だけが追加合格となり、Aランク者が3人以上いる場合はAランク者だけが合格となり追加合格はありません。
     同点の者がいた場合、指定校は「自校で選ぶ」と「情報オリンピック日本委員会が抽選で選ぶ」を選択することができます。

    在校生受験者数 予選合格人数
    5〜 29 1
    30〜59 2
    60〜 3
JOI 2008-2009 指定校一覧

提携プログラミングコンテスト

 以下のプログラミングコンテストで優勝したチームのメンバーのうち、JOI 2008-2009 に参加する資格のある人は JOI 2008-2009 の予選が免除され、本選に優先的に参加できます(予選を受験することもでき、その成績にかかわらず本選に参加できます)。

一 括 登 録

 予選の参加申し込みを学校の教員がクラス単位あるいは学校単位で一括して申請して登録することができます。一括登録を申請する責任者の先生は、一括登録を希望する範囲(例:クラス、学校全体、部活動、など)を決めて 12月1日までに 情報オリンピック日本委員会事務局 へ申し出てください。

 メリット: 一括登録には以下のようなメリットがあります。

  1. 参加申込者(受験しなかった者も含む)の成績が先生にも通知されます。
  2. 生徒本人による参加登録の手間や間違いを軽減することができます。
 義務: 一括登録をする場合、以下のことを守ってください。
  1. 必要事項を収集・管理し、情報オリンピック日本委員会が指定する方法で提出すること。
  2. 一括登録する生徒/学生(以下、参加申込者という)に「参加申込書兼結果通知承諾書PDF (72KB); Excelファイル (26KB)」に署名してもらい、 情報オリンピック日本委員会事務局 に提出するとともに、2009年3月31日まで保管すること。その際、成績の通知のことを含めて、この制度の趣旨を参加申込者に周知すること。(周知する内容は文章にして、追って、情報オリンピックのウェブサイトで公表します。)
  3. 参加申込者から情報オリンピック日本委員会事務局への質問、および、情報オリンピック日本委員会事務局から参加申込者へ行う通知、を中継すること。
  4. 一括登録後に情報オリンピック日本委員会事務局から責任者の先生に通知されるID,パスワードを管理し、参加申込者に配布すること。
  5. 予選実施後に情報オリンピック日本委員会事務局から責任者の先生に通知される試験結果を参加者(受験しなかった者は含まない)に通知すること。
 注意:  指定校の場合、希望するなら、「覚書」を交わす際に同時進行で、生徒の一部または全部について一括登録を行うことができます。この際、すでに個人登録した生徒をその一括登録に含めることもできます。詳細については、 情報オリンピック日本委員会事務局 にお尋ねください。

ブ ロ ッ ク 制

地域により、次の6ブロックを設けます:
北海道・東北  関東  中部  近畿  中国・四国  九州・沖縄
ブロックごとに3人以上の予選合格者を出します。
本選における成績によって、ブロックごとの成績優秀者(有資格者だけ)を決定して表彰します。
ブロック制に関しては、受験者は何らの申告も必要ありません。どのブロックに所属するかは受験者の在学校所在地により自動的に決まります。

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