ウェブ上で行なう試験の注意事項とルール

緑色の部分を追記(2005.10.21)

2005年10月13日
情報オリンピック日本委員会

  1.一 般 的 注 意 事 項

  1. ウェブブラウザ: ウェブ試験システムは Internet Explorer と Netscape の最新版,および他の若干のウェブブラウザによって表示および動作の確認テストを済ませています.
    • 事前確認:  各自が普段使っているPCとブラウザで,試験開始前に事前確認をし(次項「接続テスト」を参照),必要と思ったら,上記に準じるブラウザ(無料版をインターネットで手に入れることができます)を事前にインストールしてください.
  2. 接続テスト 模擬試験2と予選の試験前日10:00から試験当日の10:00まで,受験生のために接続テスト(テスト問題の表示,解答のアップロードのテスト)の時間を設けます.
  3. 試験ルール: 下記の「第5回日本情報オリンピック ウェブ試験ルール」を遵守して下さい.
  4. ログイン: まず,ウェブサイト http://www.ioi-jp.org/ からウェブ試験システムにログインして,そこに記述されている指示に従って下さい.
  5. 試験中:試験中は次のことに注意してください。
  6. 問題: 問題は5問,試験時間は3時間です(13:00〜16:00。模擬試験1は受験期間が11月3日から11月6日となっていますが、できるだけ11月3日の13:00〜16:00に受験することを推奨します).
  7. 配点: 配点は全問一律で,各問のテストデータ1つにつき4点です.したがって,満点は100点です.
  8. 解答: 解答は,PCを使って自分で作成したプログラムによって答を求めます.
  9. 解答の提出: 求めた答をウェブ試験システムに記述されている提出方式に従って提出して下さい.
  10. 順位決定方法 原則として,上記配点に基づき決定した得点に従い順位を決めます.
  11. 質問: 電話での質問は受け付けません. メールでの質問は joi@ioi-jp.org 宛てに出してください.ただし,試験時間中の質問には回答しません.


2.第5回日本情報オリンピック ウェブ試験ルール

以下のルールは,模擬試験1,模擬試験2,および予選に適用されます.

使用できるプログラミング言語 使用する言語に制限はありません.ただし,「使用禁止アプリケーション」の項および「複数の言語,開発環境の使用禁止」の項も参照して下さい.
使用できる機種・OS インターネットに接続できるPC(personal use computer)であれば機種やOSに制限はありません.
複数の言語,開発環境の使用禁止 試験中は,プログラミング言語,プログラム開発環境は1つだけを使って下さい.例えば,ある問題はC言語で,ある問題はJavaで,という使い方はしないで下さい.
使用するPCは1台 試験には 1 台のPCのみ使用してください.また,使用するPCでは,マウスとキーボード以外に入力装置を接続しないで下さい.
使用するPC共用の禁止 試験時間中,試験に使用するPCを操作できるのは,1名の受験者のみです.
プログラミング環境に付随するマニュアルとライブラリ 試験に使用するPC上のプログラム開発環境に付随しているオンラインマニュアルやヘルプを利用すること,およびPC上のプログラム開発環境に付随しているライブラリを利用することは許されます.
参考資料閲覧の禁止 試験に先立ち,競技に使用するPCにサンプルプログラムやヒントとなるような情報をインストールする等の準備をしないで下さい.また,フロッピーディスクや CD-ROM 等の外部メディアの使用,電卓や電子辞書の使用も禁止です.
第三者との相談の禁止 試験中,受験者はいかなる第三者とも相談してはいけません.そのため,競技中,チャットや電子メールの送受信(審判団とのやりとりを除く)は許されません.
Web 等のネットワークアクセスの禁止 問題の閲覧ならびに結果の提出以外の目的で Web ページにアクセスすることは許されません.また,ftp, ssh 等によって他のマシンにアクセスすることも禁止です.
使用禁止アプリケーション 開発環境,Webブラウザ,メーラ以外のアプリケーションの使用を禁止します.例えば,Mathematica, Maple, MuPad, Maxima などの数式ソフト,Excel などの表計算ソフトなどは使わないで下さい.
プログラム自動生成ツールの使用禁止 yacc や lex といったプログラムの自動生成が可能なツールは使用しないで下さい.