第18回日本情報オリンピック 予選2

2018年12月10日
情報オリンピック日本委員会

問題
  すごろくと駒 (Sugoroku and Pieces)

解説

駒の座標を配列で管理し,動きを 1 回ずつシミュレートをする. 移動元がゴールマスでないかは O(1) 時間で判定できる. 移動先の座標に駒があるかどうかは,残りの駒の座標をすべて見ることで,O(N) 時間で判定できる. よってこの問題は O(NM) 時間で解ける.

この問題ではこれ以上の高速化は要求されていないが,駒の座標が常に昇順であることを利用すると,移動先の座標に駒があるかどうかが O(1) 時間で判定でき,全体で O(N+M) 時間でこの問題は解ける.