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JOI2021/2022 チューター 募集要項

2021年3月13日
情報オリンピック日本委員会

1.募集内容
 情報オリンピック日本委員会では、日本情報オリンピック(JOI)の参加を目指す中高生のためのプログラミング講習会を定期的にオンラインで開催する予定です。また、夏休み等の長期休暇を利用して情報科学について深く学ぶためのセミナーを開催する予定です。
 プログラミング講習会やセミナーで中高生を指導するチューター(指導員)を募集します。
2.募集条件
・プログラミング講習会チューターとセミナーチューターをあわせて約10名募集します。
・プログラミング講習会チューターとセミナーチューターのうち、一方のみを希望することも可能です。
・女性チューターを歓迎します。
応募期限
2021年4月30日
チューターの定員が集まったら期限前に応募を締め切ることがあります。
契約期間
2022年3月31日まで(更新あり)
3.応募資格
・大学生,大学院生,高専生(4年生以上)であること。
・中高生にプログラミングや情報科学を教えることに興味があること。
・基本的なアルゴリズムの知識があり、C++を使って基本的なプログラミングを書く能力があること。
・競技プログラミングの経験があること。過去のJOIの参加経験の有無は問いません。
 JOI 2020/2021二次予選で100点以上か、AtCoderのレートが400以上を目安とします。
 ただし、この基準に達していなくても中高生に教える意欲と熱意のある人であればチューターとして採用することがあります。
・JOI、AtCoder、ACM/ICPC等のプログラミングコンテストの参加経験者の応募を歓迎します。
4.予定している講習会・セミナーの概略
○プログラミング講習会
JOI一次予選参加を目指すプログラミング入門者に、プログラミングや情報科学の基礎を教える講座です。Zoomを使ってオンラインで開催します。 講座では基本的なC++プログラムの書き方を学習します。講座の進度は参加者によって異なります。条件分岐・繰り返し・文字列・配列などの基本的なプログラムを書けるようになることを目標とします。
2021年2月にオンラインで実施されたJOI入門講座を参考にしてください。
JOI入門講座ウェブサイト
https://www.ioi-jp.org/joig/2021/intro-course.html
JOI入門講座の教材「Introduction to JOI」において、参加者の進度に合わせて各回1~2章程度進むことを目安とします。
全体として第5章までを教えることが目安になります。
プログラミング講習会は定期的に開催します。一ヶ月あたり1~2回程度実施します。
1回の講習会は土日のどちらかで、半日(14:00-18:00, 途中休憩あり)または終日(9:00-18:00, 昼食休憩あり)にて実施します。
○セミナー
選抜された参加者が班に分かれてチューターの指導の下でテキストを読んで、最終日に研究発表を行う行事です。 過去に開催された「夏季セミナー」や「春季ステップアップセミナー」を参考にしてください。(ただし、今後も同じ内容のセミナーを行うとは限りません。)
2020年8月「夏季セミナー」
https://www.ioi-jp.org/seminar/2020/summer-semi.html
2021年3月「春季ステップアップセミナー」
https://www.ioi-jp.org/seminar/2020/spring-semi.html
アルゴリズムの入門書や情報科学の専門書をテキストに使用します。
DiscordとZoom(またはGoogle Meet)を使ってオンラインで開催します。ただし、今後の新型コロナウイルス感染症の状況次第では行事の一部をオンサイト(東京会場)で行う可能性もあります。
セミナーは年に1~2回程度実施します。
夏休みなどの長期休暇を利用して連続する3~4日間で実施します。
セミナー実施日とは別に、参加者同士の打ち合わせのために事前実施日を設けることもあります。
5.業務内容
○プログラミング講習会
各講座にはチューターリーダーがいます。チューターはチューターリーダーの指示に従って参加者の指導を行ってください。
講習会では講義と実習を行います。講義ではあらかじめ用意された講義映像を再生して参加者に視聴してもらいます。実習がチューターの主な仕事になります。参加者からのプログラミングの質問に答えたり、プログラムの書き方について悩んでいる参加者に声をかけて適宜アドバイスを行ってください。
講座実施の前後に合計30分程度の打ち合わせを行います。講座前の打ち合わせにて当日の手順確認を行ってください。講座後の打ち合わせにて当日の反省などの共有を行ってください。
○セミナー
チューターにはセミナーで使用するテキストを選定していただきます。テキストはチューターリーダーがあらかじめ選定する場合もあります。
セミナーの初日には参加者にテキストの内容の説明を行ってください。
チューター1人あたり5~6人の参加者が割り当てられるので、自分の班の参加者と一緒にテキストの輪講を行ってください。輪講では、参加者のレベルや学習状況にあわせてテキストを読む場所を指示したり、内容に関するアドバイスしていただきます。練習問題やコーディングの指示を参加者に出したり、参加者同士の議論を促すこともチューターの大切な仕事です。
発表会に向けた発表スライド作成や発表練習の指導を行ってください。発表会ではチューターリーダーや他のチューターと協力して、司会や質問係を担当していただきます。
6.勤務条件
○プログラミング講習会チューター
各講座において、半日もしくは終日の勤務をしていただきます。
報酬
 半日勤務 6400円 (勤務時間4.5時間の場合)
 終日勤務 12200円 (勤務時間8.5時間の場合)
○セミナーチューター
セミナー期間中は原則として終日勤務すること。
報酬
 1日あたり10,150円 (勤務時間7時間の場合)
7,応募方法
・Googleフォーム
 https://forms.gle/i6skUY12WAmFxEyj7 から応募してください。
 ※(3/15記載)チューター募集について多数の応募ありがとうございます。
  現在、選考のために一時的に募集を停止しています。
  募集を再開しましたら、このウェブページでお知らせします。

・フォームに書かれた内容はチューターの選考以外には利用しません。
・プログラミングの経験や教育活動に従事した経験を記入してください。
 過去のJOIや情報オリンピック日本委員会が主催する行事に参加した経験があれば、それも記入してください。
 AtCoderのアカウントを持っている人は、アカウント名と応募時点におけるレートも書いてください。
・JOI以外のプログラミングコンテストへの参加経験や、部活動・サークル・大学のTA(ティーチング・アシスタント)などを通じて後輩を指導した経験がある場合や、プログラミングや情報科学への取り組みに関する自己アピールなどがある場合は、申込フォームに記入していただいても構いません。
・応募者に対してZoomで面接を行いチューターを決定します。
8.その他
・今回はプログラミング講習会チューターとセミナーチューターをあわせて約10名募集します。
・選ばれたチューターの全員が、すぐにチューター業務に就くわけではありません。
・行事ごとに、スケジュールやチューターの希望を考慮した上で、実際のチューター業務に就く人を決定します。
・チューターへの業務連絡やスケジュールの調整はSlackで行います。
・セミナーは1年に1~2回のみの開催となる予定です。
・セミナーチューターの希望者が集中した場合は、希望に添えない場合もあります。
・勤務状況によってはチューターリーダーへ昇格することがあります。
・チューターリーダーには、参加者の指導だけでなく、他チューターの仕事の取りまとめや、講習会・セミナーの運営業務を行っていただきます。(チューターリーダーの報酬額はチューターとは異なります。)
・チューターに対して、JOIが募集する他のアルバイトの募集情報を流すことがあります。