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富士通株式会社様に永年協賛企業としての感謝状を贈呈

2019年3月24日
(特非)情報オリンピック日本委員会
理事長 筧 捷彦

 10年以上の長きに亘り,情報オリンピック日本委員会をご支援いただいている富士通株式会社様に感謝状の贈呈をいたしました.ご支援の元,2006年以来,毎年国際情報オリンピックに4人の選手を送り続けることができ,金メダル受賞者を含む多くのメダル受賞者が誕生しています.


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 この度の永年協賛企業表彰受賞に際し,この場を借りましてあらためて御礼申し上げます.日本情報オリンピックも今回で18回目を迎えられますが,当社は2006年の第5回から支援させていただいており,今年で14年目を迎えるに至りました.
 当社にとりまして日本情報オリンピックへの支援は,ICTインフラの一翼を担う企業としての社会貢献活動の一環と捉えており,支援を通じて情報処理技術向上へのチャレンジを後押しするとともに,情報技術に興味を持っていただける人財の裾野を広げるという企業としての思いも加わり,毎年支援をさせていただいております.
 さて,昨今のICTにおける革新は,皆さまご承知のとおり,凄まじい勢いで日々変化・進歩し続けております.例えば,あらゆるモノがインターネットに繋がる,いわゆるIoT,またIoTによって得られるビッグデータ,さらにはAIや,車の自動運転やセキュリティの生体認証技術など,ICTは,これからの私たちの暮らしを更に大きく変える力をもっているとともに,現実にICTは私たちの暮らしになくてはならない存在になっています.
 例えば,当社においてもICTを活用した農業で食料生産の効率を向上させるとか,医療の分野においてスーパーコンピュータを活用し,新薬の開発の効率を飛躍的に向上させるなどの取り組みを行っており,ICTを活用することで,これまでにない新しい価値を生み出すことに繋がっております.
 日本情報オリンピックに参加された方の中から,競技によって培われた豊富な知識と経験を糧にして,将来,新しい発見や発明など,これまでにない新たな価値を創造できるような人財を育むことを期待するとともに,願わくば,この類まれなる才能と努力を活かして,今後の世界の発展や社会への貢献に大きく寄与されますことを祈念しております.
 当社も今後とも日本情報オリンピックへの支援を通じて,ICTリテラシーの向上支援とイノベーションを起こせる人財の育成に向けて,微力ながら貢献させていただく所存です. 結びに,情報オリンピック日本委員会様の今後の益々のご発展を祈念するとともに,これまでの関係者の皆さまのご尽力に心から敬意を表しまして,受賞の御礼とさせていただきます.ありがとうございました.